被リンクを呼び込む行為でやってしまう6つの大きな過ち
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実際にこれまで、というより数年前まで、SEOのしごとに関わってきて思うことですが、一つの愛すべきサイトに対して、多くの被リンクを集めたいという思いは年々薄れていく傾向にあります。
というのも、多くの場合、意図的に作られた大量の被リンクが現代では、マイナスに働くこともあるからです。
以前であれば、大量のサイトからリンクを意図的に貼ることで、検索エンジンからの流入を増やす方法が当たり前のように行われていました。もちろん相互リンクも同様です。
しかし、相互リンクにもメリット・デメリットがあります。
こうした禁止された行為において、何より重要なことが6つあります。
コンテンツ
コンテンツスピーカーしか行わない
特定の場合を除き、他のサイトからコンテンツをそのまま盗んできたり、昔の記事のいいまわしの順番を変えて何度も投稿するといいった、ある意味複製に近い行為は、労力に見合うだけの対価は余りありません。
完全なコピーともなれば、もしかするとGoogleのお叱りをうけることも有ります。
しかし、コンテンツスピーカーを行うにあたり、現在は非常に有効な方法もあります。
それは、ソーシャルメディアを利用して、再度宣伝を行ったりする使い方です。ブログやサイトの情報を「静的」とするなら、TwitterやFacebookは「動的」なフィールドに投稿します。
あまりにもしつこいと嫌われますが、適度に、何度か投稿するぶんにおいて、誰もそのことを気にする人などいないのです。
大量記事の追加をしてしまう
大量に記事を投稿することで得られるメリットももちろん有ります。
ただ、今回のテーマでいうSEOという視点だけで考えるならば、あまりよい成果をあげることは期待出来ませんよね。例えば複数人でブログを書いているということであればわかりますが、一人で書いている事を考えるなら、1記事にかける時間が低下し、質の良い記事を書く時間を損失する恐れもあります。
更新は適度に、なるべくよりより記事にできるように考えるのがよい方法と言えます。
価値のあるプレスリリースと、ニュースの扱いを履き違える
企業ブログやWebサイトにおいて、プレスリリースは非常に重要なイベントの一つです。
しかし、それがユーザーにとってどのような価値があるのか伝わらなければ意味がありません。むしろ逆効果となり、ユーザーが寄り付かなくなるケースも多々有ります。
まず第一に既存のユーザーがワクワクする事をメインに切り出す必要があります。
これによって、新たに機能を追加しましたというリリースより前に、こんなサービス、こんな機能、こんなシステムを追加しますという案内も可能となります。全てのユーザーに期待してもらうことは不可能ですが、ある一定の固定ファンの方が喜ぶことを優先的に考えてみましょう。
こうすること、一定のクチコミ効果が発生し、被リンクが自然に発生し、価値のあるプレスリリースを行うことができます。
量だけを考えて、質を無視する
どんなに多くの被リンクを集めいようとも、よくわからないところから50の被リンクを集めるより、遥かに有名で質の高いブログやサイトから1のリンクを貰うほうが価値があります。
そのためには、こちらも質を意識して、良質なコンテンツを作るよう心がけましょう。
そのほうが、遥かにSEOとしての効果も高いのです。
読者だけをみる
もちろん、可能な限りブログの読者やサイトに訪れるユーザーを見るのは当然といえば当然ですが、読者だけを見ても、それは質のよいコンテンツを作れません。
情報を発信する自分を見ましょう。できれば自分自身を客観的に見る必要もありますし、また、自分が考えるアイデアもしっかりと自分の言葉で届けましょう。
ユーザーは、自分のために情報をくれる人も好みますが、自分の意見を持っている人も好みます。勿論好き嫌いが別れてしまう可能性も高いですが、熱狂的なファンは、こうした自身の意見から生まれるのです。
リンクは貼ればいいというものではない
色々なサイトにリンクを通じてアクセスを流す事も、ひとつのコンテンツとなります。
しかし、相手のサイトがどのようなサイトなのかをしっかりと見極める必要があります。とくに相互リンクを行う場合、相手のサイトにきちんとした価値があるかどうかをしっかりと確認しましょう。
価値のないところにリンクを貼っても、自身のサイトの価値を低下させるだけになるのです。