祝!Facebookページの下書き機能!この機会に“3S+S”の運用スタイルを導入してみよう
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個人的に待ち望んでいたFacebookページの下書き機能がついにリリースされました。
今までは、Facebookページの投稿については、そのまま投稿するか、日付を指定して投稿するしかなかったのですが、この下書き機能があることによって、投稿するネタをあらかじめストックしておくことができるようになりました。
この機能を何で待ち望んでいたかというと、
Facebookページの運用管理に必要な“3S+S”の投稿コンテンツがFacebookページの中で管理しやすくなったからなんです。
弊社はクライアント企業のSNS運用を支援する事業をやっていまして、“3S+S”は、その中で運用を安定させやすい方法として、社内で活用しまくっているものなんです。
今日は、Facebookページの下書き機能と“3S+S”のご紹介を。
コンテンツ
まず、Facebookページの下書き機能って?
Facebookページの下書き機能について、簡単に説明しておきます。
投稿する時のボタンに三角マークを押すと、「下書きを保存」が選べるようになりました。
(また以前は、事前にボタンで設定していたスケジュールの設定もこの中に含まれるようになりました)
「下書き」として保存した投稿は、このように表示されます。
「下書き」したものは、一覧として見ることができ、管理することができます。この中から、選んで投稿することができます。
このページの他の管理者が作成した下書きも確認・編集したり、公開することができます。チームワーキングができやすくなります。
投稿は、こんな感じで簡単に編集したり、公開設定することができます。
“3S+S”についてもご紹介します
“3S+S”は「Facebookってこうやれば運用しやすいよね。」という運用の方法です。
ま、よくある頭文字をとる的なアレです。
まず、最初の3つのSが、
「Story」
「Seasonaly」
「Stock」
で、その後のSが
「Share」
この3+1個の切り口でコンテンツを管理して、投稿スケジュールに落とし込んでいくと、やりやすいよ。ということなんです。
絵で描いてみるとこんな感じですね。
では、ひとつづつ紹介しておきます。
「Story」はプロジェクトごとのコミュニケーションプラン
例えば、新発売の商品を告知する時、「本日発売です!」みたいな告知をするだけでは、ファンも盛り上がらないし、いきなり告知されてもファンも困ります。
もっと、ファンの方には自分事としてとらえてもらって一緒に盛り上げたいですよね。
ですので、こんな投稿でコミュニケーションしながら、一緒になって商品と、商品が解決する課題について考えていったりします。こういった切り口が13パターンくらいあります。
「問題意識の共有」
「問題解決の取組紹介」
「発売の情報解禁告知」
「発売までの盛り上げ、予約投稿促進」
「発売当日の告知、反響のお礼」
「発売後のフォローよくある質問」
こうやって、プロジェクトごとに、連続する投稿を設計した「コミュニケーションプラン」を立てて、それを管理します。
「Seasonaly」は時事ネタ。鮮度重視の旬の投稿で興味喚起
例えば、11月22日の「いい夫婦の日」には、夫婦に絡めた自社に関連するネタを出していきます。一般的な催事だけでなく、会社の記念日やスポーツイベント、天気、三連休の前日などもそうですね。
この投稿は、「企業から提供できるコンテンツ価値」にプラスして、時事ネタ(=ユーザーが“今現在”関心を持っている)というプレミアがつくので、投稿が盛り上がりやすいですよね。
世の中の関心事の情報と自社情報を組み合わせた「催事カレンダー」を作り、どのような投稿ができそうかを計画していきます。
「Stock」はストックネタ。
これは、いつでも出せる単品の、いわゆるヒマネタです。
企業の過去製品や歴史、社員、施設紹介みたいなものから、あるあるネタのようなものまで、スタッフで力を合わせて一気にまとまった数を用意しておきます。
こういったネタを大量にストックしておき、投稿スケジュールの空いた日に埋めます。こうすることで、「今日のネタどうしよう?」といったような運用のムラをなくすことができ、運用管理者は驚くほど楽になります。
この3つ、それぞれを詳しく説明するととキリがないのですが、要は最初にストックネタをたくさん作っておいて、
時事ネタとプロジェクト毎のコミュニケーションプランの投稿の隙間に入れていくと、運用が楽になるよ。という話でした。
で、それがFacebookでやりやすくなったのが、今回の下書き機能だったというわけです。
ちなみに、3S+Sの最後のS「Share(シェア)」は、文字通り他の投稿やサイト記事のシェア。これは、単に面白記事をシェアするのではなく、自社の商品・サービスが解決できる「問題意識」を共有するという気持ちでやると、ページの意識がまとまっていい感じになりますね。
うちの会社は、企業のFacebookページのコンサルティング、運用サポート、運用代行など幅広く行ってます。ファン数が数万人以上の大手のクライアントが中心です。
もっと詳しく聞きたい、という方などいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせしてみてください。
では、そんな感じで。役立つ部分があれば取り入れてみてください。