今「インターネットが非常にあぶないんです」っていう話
0難しい話しを持ちだした時点で、一切聞く耳を持つことができなくなるのが人間の本質だとすると、今のこの状態というのは非常にやっかいな状態としかいいようがない。
いったいどうやってこの危険シグナルを、危険と知らなければならないユーザーに伝えたら良いのかを考えました。
米マイクロソフト(MS)社が提供するインターネット閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラー(IE)」で安全上の脆弱ぜいじゃく性が見つかり、ハッキングを受ける可能性があるとして、別の閲覧ソフトを使うなどの対策を取るよう警告した。脆弱性が見つかったのはIEのバージョン6から最新の11まで。同省はMSが対策を取るまでは、使用を控えるよう呼びかけている。
「IEの利用を控えてください。」
この言葉は通信業界で仕事をしている人たちからすると、どれほど厄介な言葉であるかを理解しているはずです。
例えば、これは、
- 青いeのマーク
- インターネットを開いて
- インターネットのeをクリック
- Yahooを起動
と言った具合に、なんとインターネット・エクスプローラーという言葉を使われない場面も多く、IEといっても伝わらないわけです。
というわけで、私のクライアントさんにもすぐに分かるものを、そしてこれから注意を促す人にも利用出来るよう、このマークを貼り付けておきます。
この顔にピンときたら、クリックしないでください!
この青いマークを開くとインターネットが開始されると思いますが、これが「インターネットエクスプローラー」です。通称「 IE 」です。
現在、最新版のIEですら脆弱性があるとのことで、世界各国で深刻な問題となっています。インターネット・エクスプローラーしか使えない企業も多いため、より大きな問題となってきています。
恐らくすぐにでも修正ファイルが配布されるかもしれませんが、発覚後、4日たったいまも、まだ配布されていません。
さらにWindowsXPの場合、配布されない可能性もあります。
近くにPCに詳しい人がいたら聞いてみましょう。アップデートファイルが配布されたら、すぐにWindows Updateを行い、できるだけ「インターネット・エクスプローラー ニュース」を検索してニュースを確認し、修正されたかどうかを調べましょう。
ちなみに・・・
深刻な脆弱性が見つかったInternet Explorer(IE6~11)を巡り全国各地の社内がコントでカオス
このIEの問題の最大のポイントは、利用者が、IEを意識せず、普通にインターネット出来る点です。現在使っているものが何なのかを知る必要がないので、そこに危険が迫っても、知ることが出来ません。
少しでも多くのユーザーに届きますように。
それでは、また。