ホームページ制作を勉強し始めると『レスポンシブデザイン』という言葉を必ず耳にすると思います。現在では、このレスポンシブデザインはホームページ制作の際に標準になってると言ってもいいほどメジャーなデザイン仕様です。
では、この『レスポンシブデザイン』とは、一体どういったデザイン仕様なのでしょうか?答えは簡単です 。『レスポンシブデザイン』とは、一言でいうと、スマホ等のPC以外の端末に対応したデザインのことを指します。以下に詳しく説明しますね。
レスポンシブデザイン=様々な端末(デバイス)に対応したデザイン
現在、ウェブサイトやユーチューブ等のインターネット閲覧をする際に、使われるデバイスはパソコンよりもスマホが多いということが調査で判明しています。というわけで、当然、ホームページを制作する際も「パソコン以外のデバイスでどのように閲覧できるのか」ということを考えることが必須事項になってきます。ただし、スマホやタブレットだけで見られればいいというわけではありません。ビジネスの場などでは、パソコンでの閲覧は引き続き必要ですので、複数の種類のデバイスに対応したサイト仕様である必要があります。
そのデザイン仕様を、レスポンシブデザインと呼びます。
具体的にいうと?画面幅とレイアウトが自動調整される
「レスポンシブWebデザイン」では、パソコン、タブレット、スマートフォンなど、異なるデバイスに合わせてサイトの画面幅が自動調整され、どのデバイスからも快適に閲覧できます。パソコン用サイトとスマートフォンサイトが別れている場合もありますが、「レスポンシブWebデザイン」のメリットは、同一の1つのファイルでパソコン・タブレット・スマホなどすべての表示を行えることです。テキストや画像などの素材は共通のものを流用するため、サイト公開後の更新・修正等の管理が一元的に可能になります。検索サイトのグーグルに推奨されているという点も大きいメリットといえます。
レスポンシブデザインのデメリットは?
レスポンシブデザインのデメリットは、画面サイズの異なるデバイスすべてに同じ内容を表示する=端末によってデザイン変更ができなくなるということが挙げられます。全ての種類の端末での表示を意識してサイトデザインを行う必要があるため、目的によってはかえってやりにくくなるかもしれません。